- 医療機関は適した人材をどうやって集めるべきか
- 医師、看護師、薬剤師は、どこで、どんな待遇で仕事をするべきか
- 学生は、研修病院の選択に幅広い見地をどうやって盛り込むべきか
- 医局機能は拡大するべきか、縮小するべきか
一般募集を見て転職しようとした医師、看護師は信用され・・・
るのでしょうか?経営者側は、心の底から信用しがたい面を感じてしまいます。他の一般募集を見て、去ってしまうかもしれないという懸念を拭えないからです。有名大学医学部から医局命令で出向している医師が、重要な役職を占める理由もそこにあります。
医療者の転職は、医療機関に「おお、素晴らしい人材を発見した。自院に招致したい」と思ってもらって、スカウトの声掛けをもらってこそ、新たな転職先で信用され、活躍できるのです。そのために、医師、看護師は自分の人間像を匿名性プロフィールで完成させ、自分の成長ぶり、心の中も表現して、スカウトされる時を待つのです。自分から気になる医療機関にアプローチしてコミュニケーションを深めておくのもいいです。Mコア活動で、お互いに信用関係を築いてから転職してください。
人材紹介会社の紹介で入職してきた医師や看護師が、数カ月で元の人材紹介会社の紹介で他院に転職し・・・
てしまった、という苦い経験を持っている病院経営者はたくさんいます。紹介手数料を支払って少し経った頃、あるいは、6カ月で有給休暇を取得した直後に、「退職します」と言い出された苦い経験を持っているのです。人材紹介会社の紹介で入職する者は、「人材紹介会社の担当者との関係を大切にしていれば、いつでも次の職場を紹介してくれる」と思っているのですから当然のことです。理不尽な事態に出会わないためにも、日ごろからのMコア活動を重視してください。
転職をめぐって人材紹介会社に支払われる高額の紹介手数料のために、医師、看護師の給料を増やせない事態に・・・
なっています。人材紹介会社は医師や看護師に、転職を煽るメールを送り続け、積極的に転職を煽っています。そして、高額の手数料のために病院経営を圧迫しています。国民から集められた社会保険料が不本意に医療社会外に流出し、医療者の給料を増やしてあげることができず、医療者の給料が少ないままになる原因になっています。医療社会の大問題ですが、医療者のちょっとした努力を工夫(=Mコア活動)で解決できるのです。
「条件、待遇に加え研修環境やプログラムが合致すれば、むしろ地方病院で研修したい」を希望する医学生はかなり・・・
います。都市部の医学生は、都会生まれの都会育ちも多くいますが、地方で生まれ育って都市部の医学部に入学した医学生もたくさんおり、そのような医学生は、地域医療圏で研修医生活を送ることに違和感を持っていません。しかし、地域の研修指定病院への縁や接点がないのです。また、地域医療圏の病院を詳しく知りません。そんな医学生が、見知らぬ地域の研修指定病院にいきなり応募することはまずないと言えましょう。しかし、あらかじめ少しでも知り合っていて、多少の人間関係があれば、話はがらりと変わります。Mコア活動で、その人間関係を築けるのです。
病院・クリニックの承継問題は、まさにMコア活動で解消されます。医療機関側の匿名性プロフィールに・・・
「後継者を探したい」「クリニックを譲渡したい」「クリニック、病院の経営を一定期間譲りたい」「院長職を務めてくれる医師を探している」「息子の嫁に」「娘の婿に」などの項目があります。また、医師側の匿名性プロフィールには「すでに運営されているクリニックを引き継ぎたい」などの項目があります。検索システムで、お互いに探しあって、メッセージ交換を進めて信用関係を深め(=Mコア活動)てください。
医療社会に変化を加えるチャンスの時に
「不満だ。転職したい。ここに申し込もう」
「募集した、応募があった、人材紹介会社の紹介を受けた」
そんなことだけを繰り返していたら、いつまでたっても問題は解決されません。
Mコア活動で、医療体制の改善を後押しできるのです。最も適した医療機関への就業にもつながります。
医療者が、自己の足跡、現状、思惑、技量、経験、信条などをチェック項目だけで作成できる匿名性プロフィールで表現して、医療機関の経営者、採用担当者らと意見交換活動を行うこと
知り合いになって意見交換する
そのもともとの知り合いの医療機関から声をかけてもらう
あらかじめ知っている医師、看護師を採用する
それが大切なのです。
日本中の医療機関の採用担当者(採用権限者)と日本中の医師、看護師、薬剤師、医学部生が、匿名性プロフィールの元で、本音のコミュニケーションをとって知り合いになっていける。そして、医療社会のあるべき姿と待遇改善を話し合い、未来の就職先を探していける
そんな仕組みができました。
- 貴院が他院の医師・看護師と意見交換していることが知られることはありません。
- 転職希望の有無は後回しで、希望の有無を確定させているわけではありません。
- 研修指定病院の担当者に何かを尋ねても、誰が尋ねたのかがわかりません。
自ら明かすまでは秘匿されているのです。
いますぐでなくても、「医療従事者と採用担当者が知り合っておき、待遇をめぐるコミュニケーションをとるようにする」ことが、改善への第一歩です。
知り合っておく。そんなサイトがあるのです。
パート先、次の勤務先、採用する医師・看護師・薬剤師の候補を15件までキープできます。
Mコアサイトの目的
- 地方病院と都会医師とのコミュニケーション拡大による医師偏在問題の解決
- 医局勢力拡大による医師偏在問題の解決
- 初期研修病院選択の視野拡大
- 医師の進路の明確化
- 看護師の技量習得への意欲向上
- 看護師の待遇改善
- 薬剤師の適材適所化と待遇改善
※本事業は医師偏在の解決、医療人材不足の解消、離職中の医療人材の再就職、医師と看護師のQOL改善、国民医療費の不適切流出の増大防止を通じて、医療社会のさらなる成長を目的としています。このサイトが盛り上がることは、医師の能力の最大効率的活用、看護師の地位の向上、薬剤師の活躍の場の拡大、医学生の心得の深化につながることと思っております。
医療者の心得
今、勤務している病院で、院内上層部に向かって、現状の不満を決して述べてはいけません。患者のためにつくして、ひたすら仕事するのです。しかし、次の職場に対しては異なります。入職が決まる前に、述べたいことを思う存分に述べて、十分な意見交換をしなければいけません。それが、医療社会の改革、改善につながるのです。言いたいことを十分言わずに入職した時は、後になって「話と違う」などと言ってはいけません。このサイトのメッセージのやり取りで、話したことが文章で残ります。そして、入職して話しの通りなら、一切の不満を述べず、安全管理に気を使い、技量を向上させ、患者のためにつくし、職場のためにつくし、院長のためにつくす善良な医療者でいてください。それが医療社会のためなのです。
医学部生へ:医師人生のスタート地点をもっと最適に
平成時代に、新たな臨床研修制度が創設され、医師を育成し研鑽を積ませる場が、大学医局から臨床研修指定病院へと移行しました。どこの病院で研修するかをめぐって、医学部6年生のときにマッチングが実施されます。見知らぬ病院、立派な噂の病院、噂しか聞いたことのない病院、案内と実態が異なる病院がたくさん存在します。初期研修は2年間のプログラムで修了後にはたいていは出身大学に戻りますので、人生の転機も兼ねた思い切った2年間を送りたいものです。自分の未来のニーズに合った研修病院、自分の人生を変える研修病院が、必ずどこかにあるはずです。ほんの一部の情報と推測の中で探すだけではいけません。病院の担当者とのコミュニケーションで、ベストフィットの研修先をさがしてください。病院にとっても、未来につながる最適の人材に研修の場を提供できるかもしれません。
医師へ:一人前になったら人生の見直しを
「教授を目指す」「開業する」「地域の人々に貢献する」「家族を大切にする」「自由を堪能する」「大病院の部長級を目指す」「親の後を継ぐ」「新しい医療を切り開く」「技量を売り物にしてパート人生に徹する」「幅広くパートを行う」・・・
医師として一人前になったら、人生の岐路を迎えます。狭い選択肢の中で人生を決めるか、広い選択肢の中で人生を決めるか。夢を追うか、現実路線に徹するか。
一度限りの人生・・・悔いは残したくないものです。
院長、教授、医局長、各科部長、人事部長らとのコミュニケーションの中から、幅広い選択肢は生まれるのです。
看護師へ:情熱だけでは意義ある人生にならないかも
看護師の「自己犠牲をいとわず患者のために尽くす」という情熱、美学のおかげで医療社会が成り立っています。看護師の誇りが、医療社会の核に存在します。看護師の情熱こそが日本の宝です。それなのに、看護助手でもできる「患者のおむつ交換、着替え」という業務に多くの時間を割かれるうえに、報酬は欧米に比べて低水準です。
情熱を生涯にわたって持ち続けるのは困難です。物価の高騰、出産、子育て、夜勤のつらさ、患者の理不尽な態度、加齢に伴う衰え・・・。
不満、窮状を訴えても聞き入れられないなら、自分に最適の職場探しが必要なときが来ます。その時のために、病院、クリニックの採用担当者(採用権限者)と入職前からのコミュニケーションを重視してください。それが改善の入り口です。チェック項目だけで、自分がどんな看護師であるかを示すことができる匿名性プロフィールの下で、待遇、勤務条件などを思い切って尋ね、希望を述べるのがいいです。チェック項目には
□将来のために医療機関の採用担当者または経営者と知り合っておきたい
という項目があり、すぐに転職したい人だけが登録するわけではありません。
近い将来の入職候補先を15件までキープすることができます。子育てや他の理由で離職中の人、再就職するかどうかを悩んでいる人にも適しています。
薬剤師へ:資格を活かせてますか?
薬剤師資格を得るには大変な勉強が必要です。そして得た薬剤師の資格。それを活かしきれておらず、報酬にも反映されていない。それが現状かもしれません。その現状を打開し、活躍の場を広げたいものです。メディカルコアソサエティ(Mコア)を利用してください。
医療機関へ:日ごろの努力が院内の人材を充実させると思いませんか?
急に募集してよい人材を揃えられるはずがありません。日ごろから大勢の入職者候補とコミュニケーションをとる体制を築いてください。それこそが院内の人材を安定させる底辺活動と思いませんか?
平成医療改革31年史
明治維新に始まった日本の近代医療は、昭和の時代に大いに量的規模を充実させましたが、平成時代になって医療サービスに対する国民の不満が高まりました。
そこで、医療者、厚労省が反目しながらも一体となって、質的改革が始まりました。その平成医療改革の歴史を振り返ります。
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